インターコンチネンタル札幌で味わう、クラブラウンジとプールから紅葉を眺めるひとり贅沢|ソロ活男子 Vol.6

インターコンチネンタル札幌と紅葉 ソロ活男子のちょっといい時間


ついこの間まで夏のような残暑が続いていたかと思えば、
いつの間にか風の中に秋の気配が混じるようになってきました。

そんな10月中旬、久しぶりに北海道を訪れました。
さらに北のこの地では、すでに冬の入り口。
テレビからは初雪のニュースが流れ、つい先日まで大阪でTシャツで過ごしていたのが嘘のような冷え込みです。

この10月に新しくオープンした「インターコンチネンタル札幌」で、
ひとり静かに、ゆったりとした時間を過ごしてきた記録です。

この記事は「ソロ活男子のちょっといい時間」シリーズのVol.6です。
(事情により、前回の予告とは異なる内容となります)

掲載内容は訪問当時のもので、現在は変更されている場合があります。
ご利用の際は公式Webページ等で最新情報をご確認ください。


  1. 札幌初のラグジュアリーブランド、国内11ヶ所目のインターコンチネンタル(IHG系列)
  2. 宿泊前から期待大
    1. 宿泊2日前にウェルカムメール
  3. スムーズ(?)なチェックイン
    1. エントランスからのスムーズなクラブラウンジへのアテンド
    2. ホテルオリジナルレーベルのシャンパンでお出迎え
  4. クラブラウンジ アフタヌーンティー(14:30〜16:30)
    1. アフタヌーンティー メニュー
  5. 豊平川ビューの部屋へ
    1. クラブラウンジと同じ最上階の部屋(クラシックキング)
    2. 豊平川ビュー
    3. 窓側から部屋を見てみると・・・
    4. 大きな浴槽のある、クールなウエットエリア
  6. プール
    1. 更衣室エリア
    2. マウンテンビュー、しっかり泳げる25m?プール
    3. スタッフのお姉さんと談笑中に
    4. パウダールーム
    5. ジム
  7. クラブラウンジ カクテルタイム(17:30〜19:30)
    1. welcome back
    2. ドリンクメニュー
    3. DRESS-UP PUNCH
    4. コールドディッシュ
    5. ホットディッシュ
    6. ONE MORE DAY
  8. ロビーを散歩
    1. 水や炎のある空間
    2. いろんな顔を持つロビー
    3. 天井に鏡があって、吹き抜けのようにも見える窓側
    4. テラス
    5. 夜のプール
  9. ターンダウンサービス
    1. 無添加 はちみつ木の実
  10. 「ノーヴァ」の夜
    1. バーでオトナの夜を楽しむ
    2. プレミアムメークインのフライドポテト アンチョビバター
  11. 最後の楽しみ、朝ごはん
    1. まずは、お風呂タイム
    2. オーブラン
      1. 和朝食
    3. クラブラウンジの朝食(6:30〜10:30)
      1. 朝食メニューが・・・
      2. カクテルシーフード
      3. 中華粥
  12. 朝のホテル散歩
    1. 朝のプールでは、モーニングヨガ
    2. 朝のテラス
  13. 名残を惜しみながらのチェックアウト
  14. このブログについて

札幌初のラグジュアリーブランド、国内11ヶ所目のインターコンチネンタル(IHG系列)

インターコンチネンタル札幌 エントランスのロゴ

自分はもう20年以上のIHG会員です。
当初は「Priority Club」という名称だったのを覚えている方も、今では少なくなったかもしれません。

これまでヒルトン、ハイアット、スターウッド(現在のマリオット)など、さまざまなホテルに泊まってきましたが、
最終的にいちばん自分に合っていると感じたのがIHG。

そんなIHGのラグジュアリーブランド「インターコンチネンタル」が、ついに札幌に誕生。
国内では11ヶ所目の開業になります。

今回の宿泊は、オープン約2ヶ月前に公式サイトから予約しました。
当時の料金は4万円台半ば。
その後しばらく様子を見ていましたが、むしろ6万円台まで上がってしまい、
結果的には早めの予約が正解でした。

かなり古い記事(2009年7月7日)になりますが、
「インターコンチネンタルアンバサダー」についての記事があります。

昔はこんな制度だったんだ、という記録として、ここにリンクを貼っておきます。

(その後、会費の大幅な上昇や、ウィークエンド無料宿泊券の使い勝手の変更などもあり、現在は加入していません)

宿泊前から期待大

宿泊2日前にウェルカムメール


宿泊の2日前、クラブラウンジのスタッフからメールが届きました。
国内のインターコンチネンタルでは珍しい対応です(海外ではわりと一般的ですが)。

今回は通常の客室で、クラブラウンジアクセス付きのプランではありません。
それにもかかわらずラウンジスタッフから連絡をいただいたことで、
「年間ラウンジアクセスアワード」の特典を把握してもらえているんだ、という安心感がありました。
(この特典、ホテルによってはチェックイン時に自分から申し出ないと適用されないケースもあります。)

到着予定は14時半ごろ。
部屋の準備ができていなければ、ラウンジのアフタヌーンティーかプールでのんびりして待ちます、と返信しました。

翌日には再度お返事があり、
「プール用の水着や用品のレンタルは行っていないので持参が必要」との案内まで丁寧にいただきました。
このやり取りの時点で、すでに“札幌らしい落ち着いたホスピタリティ”を感じました。

スムーズ(?)なチェックイン

エントランスからのスムーズなクラブラウンジへのアテンド

intercontinental sapporo entrance logo

当日は14時20分ごろに到着。
中島公園駅の出口を出て、歩き出すとすぐインターコンチネンタルの建物が見えました。
迷うことなく到着――のはずが、入口に見えたのはまさかのファミリーマート。

「え、ラグジュアリーホテルの1階にコンビニ?」
正直、少し意表を突かれました。

周囲を見渡すと、奥の方にインターコンチネンタルのロゴが。
ホテルの入り口は、そのさらに奥まった場所にありました。

入り口に立つベルデスクの周りにはスタッフが2〜3名。
チェックインである旨を伝えると、宿泊名簿で確認されたうえで、
そのまま9階のロビー経由で14階のクラブラウンジへとスムーズに案内されました。

クラブラウンジのスタッフへもしっかり引き継ぎがされており、
ストレスのないチェックイン。
文字通り“スムーズ”な到着でした。

ホテルオリジナルレーベルのシャンパンでお出迎え

インターコンチネンタル札幌 クラブラウンジからの眺め(朝、紅葉、パークホテル、中島公園)

ラウンジに入ってまず目に入ったのは、大きな窓からの景色。
(写真は、昼間は逆光だったので、翌朝に撮影したものです)

目の前には老舗の札幌パークホテル、そしてその向こうには紅葉が始まった山々。
青空が広がり、思わず深呼吸したくなるような開放感がありました。

インターコンチネンタル札幌 クラブラウンジ ウェルカムドリンク シャンパン

程なくして、ウェルカムドリンクのシャンパンがグラスに注がれます。
インターコンチネンタル札幌オリジナルのラベル付き。
ノンアルコールのセレクトもありましたが、ここはやはりシャンパンで。

座ったまま、落ち着いてチェックインが進みます。
スタッフの皆さんはオープンからまだ3週間ほど。
慣れていない点もあるようでしたが、分からないことはその場で丁寧に調べて答えてくださり、好印象でした。

慣れたホテルでも“知ったかぶり”の返答や、「後で調べます」と言ったまま放置されることも少なくない中で、
この初々しさと誠実さは、むしろ新鮮に感じました。

クラブラウンジ アフタヌーンティー(14:30〜16:30)

アフタヌーンティー メニュー

インターコンチネンタル札幌 クラブラウンジ アフタヌーンティーのメニュー

そうこうしているうちに、アフタヌーンティーの時間になりました。
そのままラウンジでいただくことに。

ドリンクのオーダーを迷っていると、スタッフの方が
「オレンジジュースは生搾りです」と一言。
それを聞いて、まずは迷わずそちらからお願いしました。

インターコンチネンタル札幌 クラブラウンジ アフタヌーンティー

ほどなくして、ティーラックとスコーンのセットが運ばれてきました。
量は控えめ(特にスコーンはかなり小ぶり)ですが、どれも丁寧に作られていて美味。
最近カロリーを気にしている自分には、むしろちょうど良いバランスです。

あんバター最中や雲丹といった北海道らしい食材に、和栗や梨など季節の味も盛り込まれていて、
セレクションのこだわりを感じます。

このあと、ロンネフェルトの緑茶もいただきました。

クラブラウンジ、この時点で5組くらいだったでしょうか。
ゆったりとくつろげる、いい空間でした。

豊平川ビューの部屋へ

クラブラウンジと同じ最上階の部屋(クラシックキング)

インターコンチネンタル札幌 クラシックキング ハイフロア 室内 豊平川ビュー

今回の滞在は、クラブラウンジと同じ最上階14階にある、クラシックキング(42㎡)の部屋。
チェックイン後、ラウンジからそのままお部屋前までアテンドしていただきました(おそらく総支配人の方)。

まだ、どこもまっさら。新しいホテルならではの清々しさがありました。

豊平川ビュー

インターコンチネンタル札幌 クラシックキング ハイフロアからの豊平川ビュー

窓の向こうに広がるのは、豊平川と大きな青空。
クラブラウンジとは反対側の眺望で、ラウンジからのマウンテンビューと合わせて、
両方の景色を楽しめたのはちょっとした得した気分。

翌朝は、部屋からサンライズも見られました。
早朝の光が川面に反射して、静かな時間が流れます。

窓側から部屋を見てみると・・・

intercontinental sapporo classic king room

窓側から撮影した、明るく開放的な室内。
ウエットエリアと入り口からの動線がきちんとセパレートされていて、上質さを感じます。

テーブルには、シャインマスカットのウェルカムフルーツ。
こういうさりげない心配りが嬉しいですね。

大きな浴槽のある、クールなウエットエリア

インターコンチネンタル札幌 クラシックキング ハイフロア ウエットエリア

ウエットエリアは、ダブルシンクではないものの十分な広さ。
浴槽もゆったりしていて、写真には写っていませんが、
夜用と朝用の2種類のバスソルト(どちらもとても良い香り)も用意されていました。

シャワーはボタン式で水圧も快適。
シャンプーやボディソープも香りが良く、全体的に満足度の高いバスエリアでした。

バスタオルもふかふかで、肌触りが心地いい。
特に印象的だったのは、バスローブとは別に用意されていたパジャマ。
やわらかな生地で、とても着心地がよく、ぐっすりと眠れました。

プール

更衣室エリア

インターコンチネンタル札幌 プール 更衣室エリア

部屋をひととおり確認したあと、ロビー階の9階にあるプールへ。
チェックイン直後なら空いているかなと思い立って行ってみると、
空いているどころか、まさかの貸切状態。

更衣室で持参した水着に着替えて、いざプールへ。
シャワーや水着用の脱水機もきちんと備わっていて、設備面は完璧でした。

マウンテンビュー、しっかり泳げる25m?プール

インターコンチネンタル札幌 プールからの眺望(青空)

いざ、プールへ。
ラウンジと同じ山側の景色。
誰もいない水面には青空が映り込んでいて、なんともいい雰囲気。

25mか30mほどはありそうな、本格的に泳げるプールです。
ゴーグルを持ってこなかったのが少し惜しいところ。
それでも、つい少し泳いでしまいました。

スタッフのお姉さんと談笑中に

intercontinental sapporo pool

歩いたり、少し泳いだり、ただ浮かんだり。
そんなふうに過ごしていると、スタッフのお姉さんが声をかけてくださいました。

少しお話をしているときに、自分の携帯が鳴って、なんだろう?と思ったら、
ラウンジのスタッフの方から。
チェックインの際のご案内に一部誤りがあったとのことで、
わざわざお電話をいただいたようです。

些細なことですが、こうした丁寧な対応にはとても好感が持てます。

プールのあとは、ソファーベッドに寝そべって、山々を眺めながら、
ぼーっと「空白の時間」を楽しみました。

パウダールーム

インターコンチネンタル札幌 プール 更衣室 パウダーコーナー

プールを存分に堪能したところで、そろそろ部屋に戻りましょうか。

更衣室内には、パウダースペースも用意されています。

ジム

インターコンチネンタル札幌 ジム

このほか、広さはそれほどありませんが、ジムエリアも併設。
こちらも誰もおらず、静かな時間が流れていました。

強いて言えば、自分の大好きなサウナや温泉があれば完璧だったのですが……。
それでも、温かいプールはとても心地よく、いい時間を過ごせました。

クラブラウンジ カクテルタイム(17:30〜19:30)

welcome back

インターコンチネンタル札幌 クラブルームエントランス

カクテルタイムの始まり。
少し早めに、開始の5分ほど前にラウンジへ。
まだ誰もおらず、静かな空気が流れています。

「先ほどと同じお席にいたしましょうか?」
完璧です。しっかりと顔を覚えてくださっていました。

ドリンクメニュー

インターコンチネンタル札幌 クラブラウンジ カクテルタイム ドリンクメニュー

着席後、まずはドリンクメニューを拝見。
インターコンチネンタルのクラブラウンジでは、ドリンクがオーダー制なのが嬉しいところ。
他の国際ホテルチェーンではセルフサービスが多いので、こうした丁寧なスタイルはやはり特別です。

せっかくなので、カクテルをお願いして、席から夜の眺めを楽しみます。

そうしているうちに、若いカップルが来店。
着席するなり、ブッフェ台の写真撮影に夢中になっていました。
ブログやSNSで料理を撮影する人は多いですが、まだ開始時間前で、
「どうぞブッフェ台もご利用ください」と案内される前のタイミング。
個人的には、少しマナー違反かなと感じました。

おそらく、こうしたホテルにあまり慣れていないのかもしれません。
自分は、そういうことはしないようにしています。

ほどなくスタッフの方から「ブッフェ台もどうぞご利用ください」と声がかかり、
そこからいただくことにしました。

DRESS-UP PUNCH

インターコンチネンタル札幌 カクテルタイム DRESS UP PUNCH TANTAKATAN

カクテルの1杯目は「DRESS-UP PUNCH」。
なんとベースはTANTAKATAN(鍛高譚)。カルピスやレモンジュースなどが入っているそうです。

飲みやすく、ほどよい甘さでとても美味しい。
グラスには花びらが浮かべられていて、見た目も華やか。
女性にも人気が出そうな、可愛らしい一杯です。

あとで少し調べてみたら、この鍛高譚は北海道・白糠町で作られている“しそ焼酎”とのこと。
地元の赤しそを使った、香り豊かな焼酎だそうです。
偶然にも、北海道にちなんだカクテルを最初に選んでいたようで、ちょっと嬉しくなりました。

コールドディッシュ

インターコンチネンタル札幌 クラブラウンジ カクテルタイム コールドディッシュ

ブッフェ台からいただいてきたのは、こちら。
まず目を引いたのは、マグロの握り寿司。しっかりとした仕込みで、本格的な味わいでした。

サラダコーナーには輪切りのとうもろこし。
こういうところに北海道らしさを感じます。
ちょっと迷いつつも、結局かぶりついてしまいました。

ほかにも、カルパッチョ風の前菜やローストビーフなど、どれも美味しかったです。

ホットディッシュ

intercontinental sapporo club lounge cocktail time hot dish

程なくして、こんな木製の箱でサーブされたのが、ホットディッシュ。
見た目にも華やかで、ちょっとしたサプライズ感があります。

少し残念だったのは、料理の説明が口頭でもメニューでもなく、
正確に何の料理かがわからなかったこと。

鶏肉のトマトソース煮、白身魚のムニエルのイクラ添え、
そして……もう一つは何だったでしょうか。
名前は思い出せませんが、どれも美味しかったです。

ONE MORE DAY

インターコンチネンタル札幌 クラブラウンジ カクテルタイム ONE MORE DAY シェリー酒

2杯目は、「ONE MORE DAY」と名付けられたカクテル。
米焼酎をベースにした、少しアルコール度数の高そうな一杯です。
オロロソやマンサニーリャなどが使われていて、ぐっと大人の味わい。

あとで少し調べてみると、どちらもスペイン南部・アンダルシア地方のシェリー酒の一種だそう。
オロロソはコクのある熟成タイプ、マンサニーリャは軽やかでドライ。
日本の米焼酎とスペインのシェリーを組み合わせた、国際的な感性の一杯というわけですね。

このあと、少しデザートもいただいて、ラウンジを後にしました。
外はすっかり夜の気配。
静かな時間の中で、心までゆるむようなひとときでした。

ロビーを散歩

水や炎のある空間

インターコンチネンタル札幌 ロビーフロア

クラブラウンジを後にして、9階のロビーへ。
まだきちんと見ていなかったので、少し歩いてみることにしました。

それほど混み合っておらず、落ち着いた雰囲気。
照明も柔らかく、ゆったりとした時間が流れています。

いろんな顔を持つロビー

intercontinental sapporo lobby floor

縦長のロビーは、写真の通り、切り取り方によって随分と印象が変わります。
ここだけ見れば、赤が印象的なアヴァンギャルドな雰囲気。
そして、ソファーの横では、本物の炎が燃えてます。

天井に鏡があって、吹き抜けのようにも見える窓側

インターコンチネンタル札幌 ロビーフロア

さらに進んでいくと、窓側へ。
ここは、天井に鏡が張られていて、まるで吹き抜けのような開放感があります。

そこでスタッフのお兄さんから「何かお探しですか」と声をかけていただき、
「いえ、少し見学しています」とお伝えすると、
「実はテラスもあるんですよ」とご案内くださいました。

テラス

インターコンチネンタル札幌 テラス 夜

テラススペースも、緑とライティングでおしゃれな雰囲気。
さすがにこの季節は少し寒いせいか、ここをバーとして使う運用ではないようです。
(希望すれば、食事などの提供も可能とのこと。)

夜の雰囲気も素敵でしたが、
明日の朝、もう一度訪れてみましょう。

夜のプール

インターコンチネンタル札幌 プール 夜

最後に、夜のプールを少し見学。
またしても、誰もいません。
もう一度泳ごうかとも思いましたが、
今夜は部屋でゆっくり過ごすことにしました。

ターンダウンサービス

インターコンチネンタル札幌 クラシックキング

部屋に戻ると、ターンダウンサービスが終わっており、
照明は落ち着いたライティングに設定されていました。
(ターンダウンの時間は、チェックイン時に希望の時間を指定できます。)

無添加 はちみつ木の実

インターコンチネンタル札幌 はちみつ木の実

このホテルでは、ペットボトルではなく、環境に配慮して瓶入りの水がサーブされています。
最初に用意されていた瓶の水は、ネスプレッソに使ったり、そのままいただいたりして、
残りを冷蔵庫に入れておいたのですが──

ターンダウンの際、冷蔵庫に入れていた分も満タンに補充され、
さらに常温の状態でもう1本、新しい瓶が用意されていました。
そのおかげで、各フロアに設置されている給水サーバーまで行く必要もありませんでした。

そして、テーブルには「はちみつ木の実」の小袋。
自宅に戻ってからいただきましたが、素朴で優しい甘さのとても美味しいものでした。

「ノーヴァ」の夜

バーでオトナの夜を楽しむ

インターコンチネンタル札幌 バー ノーヴァ 小樽ビール クラフトビール

少し部屋でのんびりしたあと、せっかくなのでバー「ノーヴァ」をのぞいてみます。
先ほどテラスを案内してくださったスタッフの方が、また案内をしてくださいました。

カウンターは、ひとりでは少し居心地が悪そうに感じたので、窓側のテーブル席へ。
まずは小樽のクラフトビールをいただきます。これがまた美味しい。

そして、ビールを飲むと、やっぱり何か食べたくなりますね。
メニューを眺めていると、気になる一品を発見。
さっそくオーダーしてみることにしました。

プレミアムメークインのフライドポテト アンチョビバター

インターコンチネンタル札幌 バー ノーヴァ プレミアムメークインのフライドポテト アンチョビバター

程なく、熱々の状態で届けられたのがこちら。
ホクホクのメークインに、アンチョビの塩気がほどよく効いた一品です。

想像以上のボリュームで、この日のカロリーは大幅オーバー。
でも、たまにはいいでしょう。とても美味しかった。

お会計の際、税・サービス料込みの金額を見て思わず驚きました。
この一皿が1,800円とは、本当に素晴らしいコストパフォーマンス。

本当は夜にどこかサウナへ行こうかとも考えていましたが、
こうしてホテルの中でゆっくり過ごせて、大正解でした。

最後の楽しみ、朝ごはん

まずは、お風呂タイム

インターコンチネンタル札幌 クラシックキング ハイフロア バスルーム バスソルト

着心地のよいナイトウェアと、寝心地のよいベッドでぐっすり眠れた朝。
まずは、部屋の大きなバスタブにお湯を張って、ゆっくりとバスタイムを。

用意されていたバスソルトは、目覚めにぴったりの爽やかな香り。
バスソルトは香りが控えめなものも多いですが、
これはしっかりとした香り立ちで、とても心地よかったです。

オーブラン

インターコンチネンタル札幌 レストラン オーブラン 朝食


まずは、9階の奥にあるレストラン「オーブラン」へ。
受付で部屋番号を伝えると、スムーズに席へ案内していただけました。

コーヒーまたは紅茶などのドリンクと、卵料理などをオーダーしたのち、
ブッフェ台へ案内されます。

まだ朝7時前後。
他のお客さまは5組ほどで、落ち着いた雰囲気です。

ブッフェ台は思ったほど種類は多くないものの、ひとつひとつが丁寧に作られている印象。
このあとクラブラウンジにも立ち寄る予定だったので、控えめにセレクトしました。

そして、コーンブレッドが驚くほど美味しい。
外は香ばしく、中はふんわり。朝にぴったりの一品でした。


和朝食

インターコンチネンタル札幌 レストラン オーブラン 和朝食

卵料理は、やはり和朝食で。
ご飯、味噌汁、だし巻き、シャケ──どれも一つひとつが本当に美味しい。

これだけでも十分に満足できる内容なのですが、
すぐにお腹いっぱいになってしまう自分の胃袋が少し恨めしい(笑)。

クラブラウンジの朝食(6:30〜10:30)

インターコンチネンタル札幌 クラブラウンジ 朝食 ロンネフェルト ルイボスティー


レストランから、クラブラウンジへ移動して、朝食の続きを。
貧乏性で、ついつい両方試してみたくなります。
まずは、ロンネフェルトのルイボスティーをアイスでいただきます。

朝食メニューが・・・

インターコンチネンタル札幌 クラブラウンジ 朝食 メニュー

席に案内してくださったスタッフの方が、
「メニューから卵料理などもオーダーいただけます」と説明してくださったのですが、
テーブルに置かれていたのは「ジンライム 1,800円」など、どう見てもアルコールのメニュー。

おそらく、カクテルタイム以降も有料で注文できるドリンクメニューだったのでしょう。
周囲のテーブルを見渡すと、何席かにも同じメニューが置かれていました。

しばらくして「お決まりでしょうか」と来られたお姉さんに、
「すみません、こちらドリンクのメニューのようですが……」とお伝えすると、
「大変失礼いたしました!」とすぐに朝食メニューを持ってきてくださいました。

その後、何も言わなくても他のテーブルのメニューも確認され、
すべて正しいものに差し替えられていました。

カクテルシーフード

インターコンチネンタル札幌 クラブラウンジ 朝食 ホタテ

もうお腹の余裕はあまりないのですが、
レストランでは見かけなかったホタテとエビのカクテルサラダや、
冷製スープ、ぶどうジュースを少しだけいただきます。

どれも美味しくて、つい笑みがこぼれました。

中華粥

インターコンチネンタル札幌 クラブラウンジ 朝食 中華粥

そして、本当に最後の一品は、悩んだ末に中華粥を。

お粥のまわりには、具材が小皿で美しく並べられていて、見た目にも楽しい。
ひと口いただくと、やさしい口当たりとほどよい塩味、
蒸し鶏の旨みが広がり、素材そのものの美味しさをしみじみと感じました。

朝のホテル散歩

朝のプールでは、モーニングヨガ

インターコンチネンタル札幌 プール モーニングヨガ

食後に少しだけ時間があったので、最後にホテル内を散歩。

プールエリアからは、くっきりと山々を望むことができ、清々しい朝の空気に包まれます。
この日は7時30分からモーニングヨガが開催されるようで、
プールサイドにはヨガマットがいくつも敷かれていました。

毎日開催ではないようですが、モーニングヨガやフローティングサウンドバスなどのアクティビティに、
宿泊者は無料で参加できるとのこと(事前申し込みが必要なようです)。

朝のテラス

インターコンチネンタル札幌 朝のテラス

そして、昨日ロビーのスタッフの方に教えていただいたテラスへ。
朝の光の中で見ると、こちらの方がいっそう心地いい。

ひんやりとした空気が肌に気持ちよく、
静かな街の音だけが遠くに聞こえます。

名残を惜しみながらのチェックアウト

インターコンチネンタル札幌 クラシックキング ハイフロア 朝の眺望

そうこうしているうちに、チェックアウトの時間に。
この日はこのあと予定があったため、9時前にはホテルを出発。
もっとゆっくり滞在したいと思いながらも、名残惜しくチェックアウトしました。

最後までスタッフの皆さんの丁寧な対応が印象的で、
気持ちよくホテルを後にすることができました。

なかなか頻繁に泊まれるホテルではありませんが、
またいつか、さらに洗練されたサービスを体験しに訪れたい──
そう思わせてくれる、素晴らしい滞在でした。

このブログについて

|大阪・関西万博『太陽のつぼみ』体験記|ソロ活男子のちょっといい時間

仕事柄、さまざまな年代や職種の方とお話をする機会があります。
それは僕にとって、楽しくてやりがいや生きがいを感じられる、大切な時間です。
でもその反動か、プライベートでは、
誰とも話さず、何も考えず、「無」になれる時間が恋しくなります。

もちろん誰かと過ごす楽しさも知っているけれど、
今の自分にとっては、
ひとり気ままに、気の赴くままに過ごすひとときが、
いちばん贅沢に感じるのです。

このブログでは、そんな僕自身の視点から、
ひとり時間を心地よく過ごせる場所や、
ちょっと上質な楽しみ方を気ままに綴っていこうと思います。

同じように「ひとりの時間」が好きな方に、
ほんの少しだけ楽しんでもらえたら幸いです。



次回は、今回本来の予定だった医療脱毛のお話をお届けする予定です。
(公開は11月上旬を予定しています)