北海道・真冬のサウナ旅|知床の流氷サウナと上富良野の雪ダイブ体験|ソロ活男子 Vol.8

北海道・真冬のサウナ旅|知床の流氷サウナと上富良野の雪ダイブ体験|ソロ活男子 Vol.8 ソロ活男子のちょっといい時間

冬の北海道には、本州では味わえないサウナ体験がある。
流氷の海を目の前にととのうサウナ、そして雪に飛び込む外気浴。
今回は前シーズンまでに自分が体験した、冬の北海道サウナ旅をまとめて紹介する。
知床では流氷ウォークと「北こぶし」での流氷サウナ、
上富良野では「白銀荘」での雪ダイブと、「北の国から」で知られる吹上露天の湯。
観光ではなく、サウナ目線で楽しむ冬の北海道だ。

この記事は「ソロ活男子のちょっといい時間」シリーズのVol.8です。

掲載内容は訪問当時のもので、現在は変更されている場合があります。
ご利用の際は公式Webページ等で最新情報をご確認ください。


流氷ウォークで知床の流氷を歩く

流氷のピークを外して3月に訪れた理由

北海道・真冬のサウナ旅|知床の流氷サウナと上富良野の雪ダイブ体験|ソロ活男子 Vol.8

流氷の見頃は一般的に2月と言われている。
ただ、この時期は宿泊費が跳ね上がり、航空券の確保も難しい。
そこで今回は、ピークが一段落する3月に知床を訪れた。

知床斜里駅からバスでウトロへ向かう途中、車窓の外には一面の流氷。
「これでもか」というほど海が白く埋まり、結果的には十分すぎるほどのコンディションだった。

まず参加したのが、流氷の上を実際に歩く「流氷ウォーク」だ。
当日の枠は限られるため、事前予約をしておく方が安心だろう。
集合場所は、写真に写っている「道の駅 うとろ・シリエトク」。
ウトロの拠点になる場所なので、初めてでも迷うことはない。

サウナではないが、水風呂のように感じた流氷の海

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ウエットスーツに着替え、車で少し移動して流氷ウォークのスポットへ向かう。
参加者は日本人だけでなく、海外からの観光客も多い。

最初は、流氷と流氷の間を慎重に渡っていく。
この日は最高気温が10度近くあり、動いていると意外と身体が温まる。
正直、このままなら「寒い」というより、少し暑いくらいだ。

そんなことを考えていたタイミングで、
インストラクターがさらっとこう言った。
「では、次は海に入ってみましょう。」

恐る恐る、流氷の浮かぶ海へ。
だが、実際に身体を沈めてみると、想像していた冷たさとは違った。
冷たいのに、妙に気持ちいい。

感覚としては、サウナでしっかり温まったあとに入る水風呂に近い。
流氷の海に入るという行為自体が、結果的にサウナ後の水風呂に似た感覚を生んでいた。



サウナシュラン殿堂入り「北こぶし」のサウナ体験

大きな窓越しに流氷を眺めるサウナ

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流氷ウォークを終えたあと、今回の旅のもう一つの目的である「北こぶし」にチェックインした。
部屋に入って荷物を置くと、まずはサウナへ向かう。

大きな窓を備えたサウナ室からは、目の前の海に広がる流氷がしっかりと見える。
視界を遮るものがなく、サウナに入りながら、刻々と表情を変える流氷を眺められるのは、この立地ならではだ。

室内では、流氷がきしむような環境音が控えめに流されており、
単なる「景色のいいサウナ」ではなく、自然の中に身を置いている感覚が強まる。
サウナシュランで高く評価される理由が、感覚的に理解できる時間だった。

なお、サウナ室内は通常撮影禁止となっている。
ただし翌日10時からの清掃時間には、写真撮影のための時間が設けられており、
掲載している写真はその際に撮影したものだ。

サウナ直結の露天風呂と、ととのいスペース

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サウナを出ると、すぐ目の前に水風呂がある。
無駄な動線がなく、熱を逃さず一気に身体を冷やせる配置だ。

そのまま数歩で、サウナ横の露天風呂スペースへ。
チェアに腰掛けると、視界の先には流氷が広がる。
風や波の音を感じながら、外気の中でゆっくりと身体が落ち着いていく。

「ととのう」ための流れが、ここでは自然に組み込まれている。

TOKONOU TERRACE

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サウナ横の露天スペースとは別に、
上の階へ続く螺旋階段をのぼると「TOKONOU TERRACE」と呼ばれる外気浴スペースがある。

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写真の通り、ゆったりと寝転がれるベッドやチェアがいくつか設置されており、
より静かに外気浴を楽しみたい人向けの空間だ。

周囲は外から見えないよう壁で囲まれているため、
寝転がった状態では流氷は見えない。
ただ、立ち上がると視界が開け、海に浮かぶ流氷を望むことができる。

なお、滞在初日には、タイミングが合えば羅臼岳の姿も確認できた。

内風呂を使った“温かいととのい”

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とはいえ、流氷の季節は外気浴がかなり厳しい日もある。
風が出ると、落ち着く前に身体が冷え切ってしまうことも少なくない。

そんな時に重宝するのが、内風呂を使ったととのい方だ。
写真のように、内湯の一部に身体をつけたままベッドに横になれる造りになっており、
半身浴に近い感覚で、無理なく呼吸と体温を整えられる。

内風呂越しに流氷を眺められるため、
寒さを我慢せず、景色をしっかり楽しめるのもポイントだ。

知床の自然を楽しめるダイニング(オールインクルーシブ)

工夫を凝らしたブッフェ

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夕食はビュッフェ形式だが、いわゆる「並んで取るだけ」の内容ではない。
刺身や寿司、ステーキなどは、目の前で調理や最終の仕上げを行って提供されるスタイルで、出来たてをそのまま味わえる。

知床産の魚介を中心に、牛肉なども含め、素材の良さがそのまま伝わる料理が多く、見た目以上に満足感が高い。
軽めに済ませるつもりでも、気づけば何度も取りに行ってしまう。

オールインクルーシブのため、食事に合わせてアルコールを自由に楽しめるのも、この宿らしいポイントだ。

デザートは流氷

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そして、お腹いっぱいのはずなのに、別腹で手が伸びたのが「流氷チーズケーキ」。
流氷ウォークで触れ、サウナで眺め、最後は“食べる”という流氷体験の締めくくりとして、ちょうどいい一品だった。

……とはいえ、このあともまだサウナに入るのだが。

朝食もバラエティー豊か

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朝食も夕食同様、ブッフェ方式。
こちらも地元食材をふんだんに使った内容で、朝から選ぶのに迷うほど充実している。

羅臼産鮫カレイの一夜干しやホタテの味噌汁といった地元色のある定番の和食に加え、
知床牛と知床鶏のハンバーグ、知床産蝦夷鹿肉のスープカレー、知床鮭クリームチーズコロッケなど、朝食としては明らかに力の入った料理が並ぶ。

どれも美味しく、
「1泊だと、これが最後の食事か……」と思うと少し名残惜しくなる朝だった。

ラウンジで飲み物や軽食も

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オールインクルーシブには、宿泊者が自由に使えるラウンジも含まれている。
時間帯によって内容は異なるが、ソフトドリンクのほか簡単なおつまみが用意されている。

特徴的なのは、ノンアルコールビールなど、サウナ後でも気兼ねなく楽しめるラインナップが揃っている点。
ここでも「サウナ体験を邪魔しない」配慮が感じられ、滞在全体がサウナを軸に設計されていることがよく分かる。

北の聖地「白銀荘」で、念願の雪ダイブ!

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北こぶしとは別の機会に訪れたが、
冬の北海道サウナを語るうえで、上富良野の白銀荘は外せない存在だ。

ここがサウナーの「北の聖地」と呼ばれる理由は明快。
サウナで火照った身体を、そのまま降り積もった雪にダイブさせてクールダウンできるからだ。

自分もサウナでしっかり温まったあと、雪へダイブ。
冷たい、というより、身体が一気に締まる感覚が心地いい。
そして「もう外気浴は無理だな」と露天風呂に入ると、身体に残った雪が、なぜかじんわりと熱く感じられる。

ふと舞い落ちる雪を眺めていると、雪の結晶が肉眼ではっきり見えた。
長く生きてきたが、雪の結晶を自分の目で見たのは、このときが初めてだった。

「北の国から ’95秘密」の吹上露天の湯

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白銀荘から歩いてすぐの場所にあるのが、「吹上露天の湯」。
ドラマ『北の国から ’95秘密』で、田中邦衛さんと宮沢りえさんが入浴していたことで知られる露天風呂だ。

いつか訪れたいと思っていた場所だったが、今回ようやくその機会が訪れた。
脱衣所らしい設備はなく、荷物置き場も最小限。自然の中に、ただ湯船があるだけの露天風呂だ。

訪れたときには、水着を着た海外からのカップルも入浴していたが、基本は混浴。
少し躊躇しつつも、ここまで来て入らない理由はない。
意を決して湯に身を沈めると、雪景色と湯の温もりが一気に身体に染み込んでくる。

冬ならではを体感する北海道旅

冬の北海道は、住んでいる人にとっては、自然と向き合う厳しい季節だと思う。
でも、旅で訪れる側にとっては、寒さをただ我慢する場所ではない。
寒さそのものを、楽しみに変えられる場所だ。

流氷の上を歩き、流氷を眺めながら汗をかき、
雪に飛び込み、湯に浸かる。
今回紹介した体験は、どれも「冬だからこそ、身体で自然を感じられる」ものばかりだった。

快適さを求めるなら北こぶし。
身体を思い切り使って整えたいなら白銀荘。
そして、その間に広がる自然そのものが、北海道の冬の一番の魅力だ。

サウナが好きで、寒さを面白がれる人なら、
冬の北海道は、一度は体験しておいて損はないと思う。

このブログについて

|大阪・関西万博『太陽のつぼみ』体験記|ソロ活男子のちょっといい時間

仕事柄、さまざまな年代や職種の方とお話をする機会があります。
それは僕にとって、楽しくてやりがいや生きがいを感じられる、大切な時間です。
でもその反動か、プライベートでは、
誰とも話さず、何も考えず、「無」になれる時間が恋しくなります。

もちろん誰かと過ごす楽しさも知っているけれど、
今の自分にとっては、
ひとり気ままに、気の赴くままに過ごすひとときが、
いちばん贅沢に感じるのです。

このブログでは、そんな僕自身の視点から、
ひとり時間を心地よく過ごせる場所や、
ちょっと上質な楽しみ方を気ままに綴っていこうと思います。

同じように「ひとりの時間」が好きな方に、
ほんの少しだけ楽しんでもらえたら幸いです。