【展示会・備忘録レポ】 中島みゆき展 「時代」2024 めぐるめぐるよ時代は巡る @角川武蔵野ミュージアム 5階 武蔵野ミュージアム 2024.05.15 その2

音楽/MUSIC, LIVE



中島みゆきさんの大規模展示会に行ってきました。
今回、「昭和、平成、令和と、進化を続けるアーティスト・中島みゆき その初めての大規模展覧会を角川武蔵野ミュージアムで開催」と紹介されてますが、過去にも「おだやかな時代展」(1986でしたっけ?)や「夜会展」(1995年)があり、自分の知る限り今回が3回目だと思います。

「おだやかな時代展」は、当時まだファンではなかったので参加してませんが、1995年の夜会展(大阪会場、確か京橋OBPで開催)は印象的な展示会でした。さて、今回はいかがでしょうか・・・。

写真撮影もほぼOK、パンフレット(月刊カドカワ復刻版)で大体展示会の内容は網羅できるのですが、自分自身の備忘録と、もしかしたら行きたいけど行けない!という方もおられれば、とレポートにしておきます。

このページは「その1」からの続きです。

この後、開催中の展示会の内容が含まれております。
知りたくない方は、ご注意ください。

中島みゆき展 「時代」2024 めぐるめぐるよ時代は巡る @角川武蔵野ミュージアム 5階 武蔵野ミュージアム

CHAPTER3 レコード万歳

あの頃わたしたちはどんな場所で、どんな音で中島みゆきを聴いていたのでしょうか? かつて音楽を聴く主流のツールだった「レコード」を実際に聴けるコーナーです。お好きな曲を選んでカードに記入しリクエストすると、その曲は展示会場全体のBGMにもなります。会場のみなさんと一緒に、レコードで中島みゆきの曲を楽しみましょう。(公式サイトより抜粋)

Chapter3は、この展示会の目玉?かもしれない、レコードの展示と試聴コーナー。

こうやって並べると、すごくいい感じですね!
ただ、コアファンの独り言を言ってしまうと、「わたしの子供になりなさい」のLPがない!!!
入手困難なんでしょうか。
自分、昔持っていたのに、引っ越しの時にスペースがなく、売ってしまいました(涙)。
「命の別名(アルバム・ヴァージョン)」がリクエストしたかったのに(なんて・・・)

自分、この日の最初のリクエストだったようで、なぜかその時のBGMは、会場の方のセレクトか「負けんもんね」。
いやいや、それLPで聴けないでしょ(笑)と思いつつ、おひとり様1曲のリクエストで悩みます。

考えてきていたのは、自分がみゆきさんのファンになったきっかけの「夜会1990」の「彼女によろしく」(アルバム「はじめまして」)でしたが、レコードで聴けるなら、最新アルバムから聴いて、CDとの音の違いを感じたいなぁ・・・ということで・・・。

「世界が違って見える日」から、ラストソング「夢の京」を。
この日の1曲目からこんな重い曲を流してしまってすいません(汗)

・・・しかし、自分、超感激してしまいました。
LPの温かい音で、みゆきさんのこの曲の歌詞やメッセージを伝えるような歌い方、そして、最後の歌詞の力強さを聴くとまた違った感動が・・・。
ありがとうございました。

他の皆さんの選曲は「ショウ・タイム」(お、これは「夜会1990」でも歌われていた、嬉しい!)「ホームにて」「あぶな坂」「休石」(お、素晴らしい選曲!)など、他の方の選曲も、どうしてこの曲を選曲されたのかな、などと考えられて面白い企画ですね。

CHAPTER4 コラボレーション(映画・ドラマ・CM)

中島みゆきは数々のドラマや映画、テレビコマーシャルなどに楽曲を提供してきました。倉本聰はドラマ『北の国から』で「ホームにて」「髪」「異国」「世迷い言」など数々の楽曲を使用し、『やすらぎの郷』を制作するにあたっては主題歌をオファー、「慕情」という曲が生まれました。また、昨年公開された映画『アリスとテレスのまぼろし工場』では、中島が台本に惚れ込み主題歌「心音」を書き下ろしています。垣根を超えたさまざまなクリエーターとのコラボレーションを紹介します。(公式HPより抜粋)

Chapter4は、映画・ドラマ・CM。
ドラマのコーナーでは、「北の国から」から「やすらぎの郷」まで、数多くの作品でコラボレーションをされた倉本聰さんのメッセージなど、ドラマの映像(動画が流れてます)などとともに振り返ることができます。
(内容は、会場で購入できる、「月刊カドカワ復刻版」に掲載されてます)

映画のコーナーでは、最新のコラボレーションの「アリスとテレスのまぼろし工場」の岡田麿里監督の寄稿。ちょっと感動的なお話。これも、アニメの映像とともに楽しめるようになってます。
(内容は、会場で購入できる、「月刊カドカワ復刻版」に掲載されてます。自分が驚いたのは、コンサート「歌会vol.1」のパンフレットの岡田さんの寄稿文とはまた違うこと!!!さらに、冊子には映画「糸」のお話も。)

CMコーナーでは、自分にとっては懐かしい「アスタリフト」の松田聖子さんとの共演の話や、最近の「BOSS」のCMの話など。これも映像でCMが流れてます。
(内容は、会場で購入できる、「月刊カドカワ復刻版」に掲載されてます)

ちょうどChapter4と5の間くらいに本棚が設置されていて、みゆきさんの著書や、みゆきさん関連の書籍などが置かれていて、自由に読めるようになってました。
自分が驚いたのは、真ん中にあるクリアファイル。
過去の雑誌への掲載記事などが5冊にわたってスクラップされてます!!!
見たことのないものから、懐かしいものまで全部目を通しました!

その3へ続きます。