【セットリスト・ライブレポ】さだまさしさん 50th Anniversary コンサートツアー2023 ~なつかしい未来~ @神戸国際会館 こくさいホール 20230926 

音楽/MUSIC, LIVE

さだまさしさんの50周年記念コンサートツアー 神戸公演に行ってまいりました。
このツアー、同じタイトルでも、

4夜構成のスペシャル仕様の
「グレープナイト」「工務店ナイト」「管もナイト」「弦もナイト」

そして、通常のツアーも、連続2日間の日程は、
初日がグレープ公演、2日目がさださんのソロということ。
同じツアー名でもセットリストも内容も違うものが含まれているとは、さすがですねー。

自分は、7月の「弦もナイト」に両親と初参加(さださんのライブ自体も)でしたが、通常のライブも見たい!ということで、今回は両親と一緒ではなく(滋賀に住む両親は「神戸は遠い」ということで(汗))一人で参加しました。

手書きのメモを参考に記載しておりますので、おそらく正確ではない部分があります。
お気づきの点などございましたら、優しい心で教えてくださると嬉しいです。
また、MCは自分の座席が少し暗い場所だったのでメモ書ききれず、全ては網羅できてません。ご了承ください。
ライブ中に必死で書き留めたメモです。セットリスト含め、SNSやご自身のホームページなどへの無断転載(一部、全部含め)はおやめください。

この後、開催中のライブの内容が含まれております。
知りたくない方は、ご注意ください。

さだまさしさん50th Anniversary コンサートツアー2023 ~なつかしい未来~@神戸国際会館 こくさいホール 20230926

開演前

17:45 アナウンス
17:55 1ベル
18:00 2ベル、ライト消灯
    程なくメンバー登壇、さださん登壇

M01 きみのふるさと

MC

・こんばんは
・最前列の方は、昨日と違う方ですよね。(昨日は何かお願いされた?だったかな)
・昨日が4599回目のソロライブ、本日4600回目!
・4500回目の時は、8000人規模の大きなホールを用意していたが、コロナで中止になったライブなどがあり、4495回目くらいになってしまったが、スタッフと相談して、「ほぼ4500回目ライブ」になった。
・1000回目の時に、毎回1000円ずつ貯金したら100万円だよ!と言っていた。それから毎回1万円ずつ貯金し始めたが・・・貯まる前に使っちゃった。借金もあったし。
・倉田(信雄)くんが、「毎年46回ライブやっても100年かかりますよ!」と話していて、確かに!と。
・数を目指してきたわけではない。お客さんがそこに座ってくださったからこその記録。

・昨日はグレープの知っている曲を吉田(政美さん)と二人で。本日は前半はヒットパレード。知らない曲なんてないと思っていたら、若いスタッフが「自分一曲目知りません」と言われた。(自分も知らなかったです(汗))
・昔のコンサートは、よく「きみのふるさと」から始めたので、その頃のスタッフからは、出囃子と呼ばれていた。
・ゆっくりと楽しんでいってください。

M02 線香花火

M03-1 雨やどり

・都会の夜景のようなセット&ライティング
・なんと!1番の歌詞「虫歯」のところで、演奏が止まって、いきなりMCが入ります!!!

MC

・いやいや、思い出したんだけど(会場大爆笑)
・昔、歯医者さんのパーティーにお呼ばれした時に、この歌詞で気になっていたことを、気の弱そうな歯医者さんに「4本目の歯って名前があるんでしょうかね」と聞いてみたら、「臼歯(きゅうし)」っていうそうで・・・だから(演奏を)休んでみたんだよ(会場さらに大爆笑)
・実はその気の弱そうな歯医者さんに再会するんだけど・・・この話はまた別で
・昨日真剣にライブしすぎて、疲れてます。「ませませ」はお客様にお任せしますので、よろしく!

M03-2 雨やどり

(で、演奏再開、「ませませ」はさださんマイクを会場に向けて会場全体で歌いました)

MC

・昨日はグレープ。「無縁坂」「精霊流し」などやった。
・ソロになってから、いきなり「雨やどり」がヒットして、当時グレープとさだまさしが結びついていない人も多かった様子。
・来年新幹線が敦賀まで延伸になって賑わっている北陸。
・今は味気なくなってしまったが、昔のフツーの駅だった富山駅。その横の書店でグレープファンの当時蚊の鳴くような声の女の子(蚊の鳴くような声、のジェスチャーを長くされてました)が「グレープのファンなんです!アルバムも買って聞いてます。新しいアルバムはいつ出るんですか?」と聞かれた。
・「いや、グレープ解散したんですよ」
・「え、いつ?」
・「1年以上前になります」
・「え、では、今あなたは何をされているんですか?」
・ここで、自分からヒットした曲のタイトルをいうのも恥ずかしい、恥ずかしいけど、「『雨やどり』って曲をソロで出しました。」って言ったんだよ、そしたら・・・
・「『雨やどり』好きです!ファンです!カラオケでも歌います!」だってさ(会場大爆笑)

・同級生の集まりで、よくカラオケをする。自分の曲は歌わない。飲んだ後に「笑ってよー」なんてやったら喉痛める(笑)
・いつものようにカラオケしてたら「そろそろさだも歌ってくれ!」って言われた。「ボトル1本」って言われて何かと思ったら、採点機で85点以上取ったらボトル1本くれるそう。
・「上を向いて歩こう」歌った(実際に、ここでも歌われて(ピアノの伴奏まで軽く入ってました))はい、これ一曲カウントだよ!(会場笑)
・(ドラムロール入って)で、それが77点!え、同級生のイシカワ(だったかな)よりも低い!
・じゃあ、と自分の歌で「案山子」(これもギター伴奏付きで少し歌われて)、これも一曲(笑)
・あんなに真剣に歌ったことない、という感じだったがこれは67点!
・俺、許せない!という感じだったが、周囲には非常にウケた。
・採点機、機械だから、歌詞の意味合いとかわからないんだよ、と言いながら、俺の歌を替え歌にして「今日、キャバクラへ〜(原曲:鎌倉でしたよね(汗))」(会場大爆笑)とか歌って高得点出してて、俺、膝折れた。
・あー嫌なこと思い出した。歌うの嫌になってきた。次回MCだけにしようか。チケットに「今日歌いません」って書いてさ。

M04 関白宣言

・紫のライティング
・ワンフレーズ歌ってから、少し中断して「ちゃんと歌うからね」とコメント。
・会場、途中から手拍子。(確か、さださんのソロギター演奏で、他のメンバーも手拍子)
・歌い終わりにさださんが大きくギターを振り下ろして終了。
・・・・かと思えば、「ラララ、ラーラ、ラーラ」を会場で歌うことに。どんどんテンポアップ。
・それを2回やって、「終わり、終わり」で曲終了。

M05 道化師のソネット

・キラキラ光るライティング
・さださん、メンバー全員に拍手。

MC

・2曲続けてお送り。
・コンプライアンス、セクハラ、モラハラの時代、関白宣言は歌いにくい。
・歌詞の最後の2行を見れば、わかるんだけどな。
・「親父の一番長い日」なんて、「1発殴らせろ」だもの。もう歌えない(注:自分が前回行った「弦もナイト」で思いっきり歌われてました)。
・紅白に呼ばれたら、歌ってやろうか。あ、長いから無理か。
・「工務店」明日チキンジョージでライブ。さだを真似て話長いようです。
・(ここでメンバー紹介)
・メンバー紹介の最後で、さださんがバイオリンを弾いて、さださん一旦退場
・そして、すぐに白いユニフォーム(すぐにそれが野球のものだとわかります)で再登場して

M06 マイアミの歓喜もしくは開運~侍ジャパンと栗山英樹監督に捧ぐ~

・最新アルバム収録の、侍ジャパンの応援歌、栗山監督もコーラスで参加されたんですよね。
・会場、1階席ではペンライト振られたり、スタンディングの方も。
・さださん、客席に10個くらいサインボール(?)投げられてました。
・最後「神戸大好きー」で終了。

MC

・神戸でこれ着るの勇気いるね。(自分よく見えなかったけど、ジャイアンツのだったのかな)
・今年の野球は神戸の内輪揉め(?)九州退屈、名古屋も暇(あそこはいつも?)、東京ジャイアンツも低迷。巨人ファンも実はここにもおられるでしょ?
・北海道どうした!?来年こそ。実力均衡しているので、どこが勝ってもおかしくない。

・神戸といえば、阪神淡路大震災。自分も復興の際に思い出がある。弟の嫁さんが神戸出身で。
・十津川村から建築資材をたくさん贈ってもらった。
・お礼に何したらいいのか、と聞いたら「今度歌いに来て」って。それなら何度でも行くからもっとくれ!って。
・後から聞いたら、明治22年の十津川の大氾濫の際に、十津川村の半分くらいの方が北海道に移住されたそうで、それが北海道の「新十津川町」(自分:へー知らなかった!)。
・十津川村をでて、神戸から船で北海道へ。その時に神戸の人たちが弁当と手拭いを一人ひとつづつもらって、その手拭いにメッセージが。それが北海道に渡ってから励みになったというエピソードが。

・7年後(だったか)くらいに、ドライブで新宮に向かっている時に、そういえば十津川通る、と思った時に、弟から携帯が鳴って(当時は携帯に出ても良かったんだよ(笑))、十津川に行く、と言ったら、十津川素通りしちゃダメ!と言われ、電話はプチッと切れた。
・折り返し電話しても出ない。しばらくしてからまた電話が鳴って出たら、「十津川村の「カシヒラ」と申します」と!
・吊り橋見たりして、十津川に向かうも、どこへ行ったらいいやら。
・みたらすぐわかる、役人風のカシヒラさんが役場の駐車場で待っているというので、行ってみたら、本当に役人風だった。

・宿まで用意してくれて、実は前日京都で鮎を7匹食っていた。嫌な予感がしたが、夜の鮎づくし。
・村長、世界遺産登録の関係で文化庁の職員と飲むので同席できないと言っていたが、なんと隣の部屋で飲んでて合流。
・翌日、熊野古道を一緒に歩くことになった。
・玉置神社行ったが、素晴らしかった。
・朝ごはんできたと言われたが、食べられない、と言いつつ、いただいた茶粥、最高。
・3人の女性が同行。誰ですか?と聞くと、「ファンの村人」とのこと(笑)
・樹齢3000年の木すごかった。
・歩いていたら、蛇が出た。男たるもの女性を守らねば、と避けようとすると、女性は蛇を捕まえて、「食うか、うまいよ」と言われた。
・その後、コンサートもやって、頼まれて校歌も作った。
・マムシ酒作りのツウさん(だったかな、この辺り暗くてメモ取れてません)、両手にマムシ持って車運転したりしていたら、つい噛まれてしまって、病院へ。血清など打つこともなく、病院に一晩お泊まりして(それ、入院って言うんだよ!で笑)帰った。
・自分はどうもなかったが、家に帰ったら蛇が死んでいた!(笑)でさださん一旦退出。

M07 いのちの理由

・さださん、黒いスーツ姿で再登壇。

M08 主人公

hiro-krathoorm
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自分の好きな曲。前回7月の「弦もナイト」でも聴けて、嬉しいです。

MC

・「さだ彦コーヒー」、猿田彦コーヒーとコラボして作りました。(最前列のお客様に)要ります?ではどうぞ(と差し上げる)
・「あ、さだ飴」(浅田飴コラボ)も新味のレモン味も。さだに合わせて、ちゃんと「檸檬」と漢字で。米津玄師とは違うと(笑)
・さだ工務店、明日ライブやります。アルバム作りました。(またお客様に)聴かれます?あ、さっきトイレ行った方ですね(会場大爆笑)。受け取りましたね。受け取った人は一週間以内に3人の方に進めないと不幸が・・・(笑)


・10月25日、グレープデビュー記念日に、トリビュートアルバム出ます。(曲とアーティスト紹介)


・WOWOWで、先に「管もナイト」がオンエアーされましたが、4夜ともオンエアーされます。


・テレビ先日一日見ていたが、つまらない。
・threads始めた。さだから返信することは絶対にありません。それは偽物。お金の話が出てきたら詐欺。CD買う時だけお金の話。

・時代劇好き。現実逃避。必ず悪いことをした奴がやっつけられる。勧善懲悪。
・現実のウクライナの戦争。長期にわたってきてくたびれてきた。応援する側からもゼレンスキー批判の声まで。劣化ウラン弾、あれは核兵器。僕は使ってはいけないと思う。
・一人一人が今の状態を考えなくては・・・(すいません。この辺り暗くて全然メモ取れてません・・・)

M09 キーウから遠く離れて

・最低限のスポットライトでの演出。

M10 あと1マイル (レーズン)

・モノクロのような黒基調で、白のライトが何本か右から照らされる演出。

M11 防人の詩

・曲の最後に、バックライトが客席に向かって照らされる演出。

hiro-krathoorm
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ここ3曲が、今回のさださんのメッセージですよね。

「キーウから遠く離れて」の歌詞の「大きく両手を広げて」が、この記事の最初の写真なんですよね、きっと。そう考えると怖いくらいの強いメッセージを感じました。
自分、「あと1マイル」昔聴いていたはずなのに、こんなにいい曲だったとは!と驚き。
そして、「防人の詩」は、「〜は死にますか!?」というさださんの歌唱を、物心ついていない幼い頃に聴いた記憶が鮮烈に残っていて、かなり最近、曲のタイトルを知りました。
生で聞いて、こんなすごい曲を1980年に作られていたとは!と改めて驚きました。

MC

・こうして50年。ご恩は一夜でお返しできない。今回2夜で少しずつ。
・コンサートはヒット曲を羅列したらいいと言うものでなく、何をお持ち帰りいただいたらいいのかと考えて、セットリスト作っている。

・最後は新しいアルバムから2曲。
・曲を作り続けているのは、自分がいなくなっても誰かが歌ってくれる歌を作りたいから。まだできていないと思う。(自分:そんなことは・・・)
・今日はありがとうございました。またお会いしましょう。

M12 私の小さな歌

・ワンフレーズイントロが流れた後で、いきなり演奏がストップ。
・さださんのギターがちゃんとチューニングできていなかったようで、チューニング。
・再開。

M13 なつかしい未来

バックには、過去に発売されたアルバムジャケット。
横10枚、縦5枚、50枚分。

20:17 さださん退場、メンバーも退場、アンコール
20:17 さださんすぐに再登壇。白のジャケット(?)
    一礼してから、メンバー再登壇。

M14(en1) 風に立つライオン

・さださんのバイオリンソロから開始。
・ラストに舞台奥にはアフリカ(だと思う)の夕日が映し出されてました。
 (これは「弦もナイト」と同じだったかと)

20:27 さださん、メンバー退場で終了。

hiro-krathoorm
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7月に続いて、2回目のさださんのライブ。
自分が昔から好きな「主人公」「風に立つライオン」が2回も聴けるなんて嬉しい。
(「弦もナイト」では、さらに「奇跡〜大きな愛のように」「October〜リリー・カサブランカ」まで聴けましたが)

でも、「なつかしい未来」も、そして、心にズシン、と響いた「キーウから遠く離れて」「あと1マイル」「防人の詩」の3曲も、生で見たのは、きっと忘れられない思い出になると思います。

「風に立つライオン」は2回とも震えました。僕も、せめて心だけでも、風に立つライオンになれるでしょうか・・・。

こんなライブを4600回も続けてこられたなんて、もう想像を絶します。
もっと前から見ていれば良かった、と思いつつも、今見れて良かったです。

また次のライブも参加できれば・・・。

最後までお読みくださってありがとうございました。